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「子供を守れるのはお母さんだけ」という脅迫

「子供を守れるのはお母さんだけ」

というフレーズを良く見かける。これは一見正論だ。しかし、この言葉は、世の中の母親を心理的に追い詰めるものだ。つまり、

「母親が何もしないと子供は将来ガンで死ぬ」
「子供を死なせたくなかったら○○をしなさい」


と母親を不安にさせ、見た人に何かをさせようとしているのだ。これは、子供を人質にとった一種の「脅迫」だ。辞書で「脅迫」という言葉を調べると、「相手にあることをさせようと、おどしつけること」とある。まさにぴったりではないか。

この脅迫が、どれだけの母親を悩ませ、苦しめ、無駄な出費をさせ、他人を傷付けさせ、子供の健全な発育を阻害し、復興を阻み、日本の将来を危うくしていることか。将来子供がガンで死ぬと言われれば、それを避けようと思うのは当然のことだが、人間のそういう弱みに付け込んだ行為だ。

「子供を守れるのはお母さんだけ」と言う人には基本的に 2 種類の人がいる。金儲けをしたい人と、同調者を増やしたい人だ。

前者は、賛同者を増やして社会的な地位や知名度の向上を狙っていたり、自分が書いた本を売ったり、放射能に効果があるというサプリメントを売りつけようとするたぐいの人である。世の中には霊感商法という詐欺がある。たとえば

「私は霊能者です。あなたは近いうちに病気になります。病気になりたくなかったらこの印鑑を買いなさい」


というのがそれだ。人を不安にさせて物品を買わせるのだ。人の不安を煽って、自著を売ったり講演会で稼ぐ学者も同じタイプである。

「子供を守れるのはお母さんだけ」と言う人のもう1つのタイプは、自分の不安をみんなに広めることで安心するタイプの人だ。また、昔流行した不幸の手紙をご存じだろうか。突然

「これを受け取った人は、同じ内容を○人に送らないと不幸になります」


という内容の手紙が届くというものだ。これを受け取ると、「そんなはずはない」と思っても、やはり不安になってしまう。その不安に耐えかねた一部の人が、同じ内容の手紙を他人に送ってしまうのだ。これは基本的にチェーンメールと同じだ。

「子供を守れるのはお母さんだけ」という言葉を見かけたら、その人の目的が何なのか考えて欲しい。純粋な善意から他人を心配している人は、こんな言葉を使わない。


at 13:56, greenlig, 放射線

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