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「汚れているのは土なんです」by ナウシカ

 
早場米の価格高騰、米問屋の売り控えが連日報道されている。それを見てパニックになった人たちが、玄米の買占めに走っているようだ。これは、震災直後に東京で水や食料の買占めが起きたのとまったく同じ現象だ。また、こちらのように、古米の買占めを勧めている「専門家」もいる(※1)。

そもそも、みんないったい何年分の米を買うつもりなのだろうか。玄米を買ったところで、一般家庭ではせいぜい 1 年ぐらいしか保管できない。これに対して、セシウム汚染はこの先何十年も続く。たった 1 年乗り切ったところで、どうにもならないのだ。

前に書いたように、汚れているのは土だ。土の中のセシウムが根から吸い上げられて一部が米に入る。だから、土の汚染度を調べれば米の汚染も予想できる。そこで、宮城県は、米の作付け前に県内全域で水田の土壌調査を行った

その結果、県内でもっとも汚染がひどかったのは柴田町だが、この水田で採れた米を 1 年間食べても、被爆量は 0.019 ミリシーベルトにしかならない(※2)。それ以外の地域の米ならもっと低くなるはずだ。

同様の検査は、福島県でも、栃木県でも、茨城県でも行われている。その結果、基準値を超える土壌汚染が見つかっているのは、飯舘村や浪江町など、原発にごく近い地域だけだ。

その程度の被爆を避けるために、今年は古米を買い、来年は古古米を買い、再来年は古古古米を買う (以下省略) のが良いのだろうか。

そこまでしてまずい古米を食べるというのであれば、それはその人の自由だが、人はいつ死ぬかわからない。少しならセシウム入りでもうまい新米を食べたほうが、精神的にも、農家のためにもいいと思うのだが。



※1
この人は玄米をそのまま食べるのが好みなのか、精米で放射性物質が減ることを考えていないようだ。

※2
精米により放射性物質が35%に減少し、年間60キロを食べるとして計算すると、

68.4*0.35*0.000013*60 = 0.019 ミリシーベルト


at 12:13, greenlig, 放射線

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