仙台で放射線を浴びながらもしぶとく生き抜くための知恵
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日々、頑張っておられ、出典も明示され、きちんとした情報を御伝えされていること、敬服いたします。さて、この換算プログラムなのですが、換算ができて、これで、健康管理をすること、とてもいいことだと思います。でも、換算された数値は、子供だと70年、大人だと50年分の預託実効線量なのと、毎日、摂取している訳ではないこと、体内に入ったセシウムは排泄されていること、傷ついた遺伝子は、修復されていることを考えて、摂取期間をかけられるのは、あまりおすすめでないと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
TAKA 様
コメントありがとうございます。
この計算機は、放射能という見えない物を、とにかく目に見えるようにしたいという思いで作りました。
毎日のように国や自治体から測定値が発表されていますが、「○○ベクレル」、「基準値の△△分の1」と言われても、具体的にどれだけ危険なのかわからないため、結局は「少しでも検出されたものはヤバい」と思ってしまう人がほとんどだと思います。ですが、実際の被曝量であるシーベルトに変換してみると、一般人の年間被曝限度である1ミリシーベルトと比較して、大した被曝量でないことがほとんどです。
典型的なケースとして、「セシウムが10ベクレル/キログラム入った牛乳を給食で子供に飲ませても大丈夫か」、「20ベクレル(定量下限値)の米を食べ続けても大丈夫か」という不安があるかと思います。このようなケースでは、200日間(学校給食の標準日数)や1年間摂取し続けた場合の被曝量が計算できると便利です。
ご指摘いただいた、毎日摂取するわけではないこと、計算結果が預託実効線量であるため年間の被曝量はそれよりも小さくなるという点については、ご意見を参考に注釈を追記しました。計算方法自体は、上記のような継続摂取のケースを想定し、また「より安全サイド」の数値として、預託実効線量に摂取期間を掛けたままにしていますが、ご理解いただければと思います。
御対応ありがとうございます。