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幽霊の正体見たり枯れ尾花 〜ブログ更新終了のご挨拶〜

人は正体がわからないものを怖がります。放射能は目に見えず、影響もよくわかっていないことから、それだけで怖くなります。ましてや、将来確実にガンになるとか、奇形児が増えるなどと聞けば、そんなはずはないと頭では理解しつつも、心穏やかではいられません。

原発事故から2〜3ヶ月は情報が錯綜し、多くの人が混乱していました。ただでさえ震災で気持ちが沈んでいるのに、放射能に怯える人びとや学者、著名人がインターネットで不安を増長させ、多数のデマが飛び交い、何が正しいのかわからない状況が続きました。そのような中、ネットの情報を見てはストレスを溜めさらに不安を広めるという、負のスパイラルに陥る人が少なくありませんでした。

人々の不安に乗じる形で、学者や芸能人の「教祖」が生まれました。誰かを批判することで得られたカリスマ性は、批判し続けることでしか維持できません。その批判対象は、当初は国や自治体、東電でしたが、次第に農家や漁師に向けられました。同じ日本人なのに、互いに傷つけあうさまは見るに耐えませんでした。


このブログは、そのような状況の中で、実際に不安を抱えている人たちとの対話から生まれました。苦しむ人たちを間近で見て、疑問に答えようと自身が勉強する中で分かったことがいくつかありました。それを説明することで、不安を和らげることができるのを見てきました。そこで、その内容が広まれば、同じように苦しむ人の役に立つのではないかと考えました。


現在、原発事故から9ヶ月が経過し、状況はかなり落ち着いてきたように見えます。2012年4月から食品の新しい規制値を適用することが決まりました。ゆっくりとではありますが、自治体や国の除染も始まっています。食品汚染の測定も進み、実際の食事からの被曝量がそれほど多くないことも分かってきました。正確な情報の量が増えたことで、適切な判断ができる状況が整ってきました。

一方、私のほうでも書きたいことはまだあるのですが、本ブログで心がけてきた「公平・正確を期し、出典を明らかにする」「いただいたコメントは批判的なものを含めすべて公開し、できるだけ回答する」という行為は非常に時間がかかる作業であり、その時間を捻出するのが難しくなってきました。


ブログ記事へのコメントを見ると、一時期よりは落ち着いたようですが、まだまだ放射能を過度に危険視する方もおられるようです。そういう方々も被害者であることや、その先の風評被害者のことも考えれば、なんとかしたいという思いはあるのですが、放射能をどこまで許容するかが人によって異なる以上、当面の解決は難しい問題であり、どれだけ言葉を尽くそうと、私の力でどうこうできるものではないと痛感しています。


まだまだ書きたいことはあったのですが、これらを総合的に考慮し、そろそろこのブログをやめてもいい時期だと判断しました。ありがたいことに、多くの方にこのブログを読んでいただき、励ましのコメントを多数いただきました。批判のご意見もありましたが、それだけ反響があったということであり、当初の目的は果たしたのではないかと思っています。

これまでの記事とコメントは現状のまま凍結しますが、新規のコメントは受け付けないことにしたいと思います。引用や転載は自由に行っていただいて構いません。


東日本の海岸は、津波によって引き裂かれ、放射能に汚染されてしまいました。復興には何年かかるかわかりませんが、いつの日かまた釣りに行き、元気なアイナメ(greenlig)に会える日が来ることを心から願っています。これまで本ブログをお読みいただき、ありがとうございました。


当面のメールアドレス:
grnlig-radアットマークyahoo.co.jp ("アットマーク"は@で置き換えてください)

at 13:58, greenlig, 放射線

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