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今年の宮城の米は大丈夫か

原発からの放射性物質は、山、海、川に降り積もり、もちろん水田にも降り積もった。現在しきりに騒がれているのは野菜や魚だが、秋になると米が話題になるだろう。そこで、予想される米の汚染度を調べてみた。

もう原発からは放射性物質がほとんど出ていないので、空気中のセシウムが稲穂にくっつくということはあまり考えなくてもいい。3 月の爆発のときに飛んできた、水田の土の中にあるセシウムが、根から吸い上げられることで米が汚染される。土の汚染がひどければ、それだけ米の汚染もひどくなる。なので、土がどの程度汚染されているかを見れば、玄米の汚染度が予測できる。

こちらにあるのは、宮城県による水田の土壌汚染の測定結果だ。水田から玄米への移行係数、つまり水田の土にある放射性物質うちどれぐらいが玄米に移るかという係数は 0.1 (つまり 1 割) なので、この表の右の欄に示されている汚染度になる。

たとえば、宮城県のうち汚染度が中程度の大崎市で今年の秋に獲れる玄米には、1 キログラムあたり 24.7 Bq のセシウムが含まれる計算だ。結構高い数値にも見えるが、精米すると 65% の放射性物質が除去できるとのデータもあるので、これを信じるとすれば、白米になった時点で 8.6 Bq/Kgに減る。一人あたり年間 60 kg を消費した場合、年間の被爆量は

8.6 × 0.000013 × 60 = 0.0067 mSv (※)

となる。汚染度が高い栗原市や白石市だとこの 2 〜 3 倍ぐらいになるとはいえ、想像よりは少ない。一般人の年間の被爆限度 1mSv よりもかなり低く、主食の米がこの程度なら大丈夫だろう。どうしても心配な人は去年の米を買っておくのもいいかもしれないが、やはり新米のほうが確実にうまい。普段玄米を食べている人も、心配なら白米にするとより安心だ。


※ セシウム 137 として計算


at 16:07, greenlig, 放射線

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